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理念と政策
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未曽有の災害をもたらした東日本大震災から十年の節目を迎えました。
これまで長きに亘り多くの皆様に復興の歩みに御尽力と御支援をいただき、深く感謝を申し上げます。
引き続き復興の新たなステージの進展に応じて生じる課題に迅速かつ適切に対応しつつ「新しい東北」の創生に向け、強い意志をもって取り組んでまいります。
今後とも、被災者の心のケアやコミュニティの形成、そして生活支援等の残された課題にきめ細かく取り組むことも政治の役割でもあります。
また、震災の記憶を決して風化させることがないよう、震災遺構や伝承施設を通じて震災の経験と教訓を後世に伝えることも重要な取り組みです。

現在、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、日常生活をはじめ、社会・経済活動に様々な制約や深刻な影響が及んでいます。
国においては、国民の命と健康を守るため、ワクチン接種の加速化に全力を挙げながら感染症対策を進めるとともに、ポストコロナを見据えた経済の立て直しを図るため、政府与党一体となり、その責任を果たすべく全力を傾注してまいります。
また、近年激甚化大規模化する自然災害に対し、国民の生命と財産を守る強い決意のもと「防災・減災・国土強靭化のための五ヶ年加速化対策」を策定し、暮らしの安全安心を図ってまいります。

今後とも被災地出身の衆議院議員であることを胸に、東日本大震災において皆様と共に乗り超え結ばれた絆をしっかりと紡ぎながら、健全で希望にあふれる東北の未来を拓いていくことを強く決意するとともに、国民の皆様が安心して暮らせる国づくりに邁進してまいりますので、変わらぬ御指導御鞭撻をお願い申し上げます。