宮城、山形両県にまたがる蔵王山(蔵王連峰)に出されていた火口周辺警報の解除を受け、蔵王エコーライン(宮城県蔵王町-山形県上山市、26キロ)が22日全線開通し、開通式典において、村井宮城県知事、吉村山形県知事出席のもと、西村副大臣が祝辞とテープカットを行いました。  
 祝辞では、西村副大臣を座長として「火山防災推進会議」を立ち上げ、火口監視カメラの設置による監視体制強化や、観光に関する正確な情報発信など、迅速に対策を実施してきたことを述べました。
 また蔵王は、国土交通省が「広域観光周遊ルート」として認定した拠点の一つであり、蔵王エコーラインは、観光客の周遊のための軸であることから、こうした地域の取組をしっかりと後押しし、観光を通じて、宮城・山形をはじめ東北全体が元気になるよう全力で取り組むことも述べられました。

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